今朝はすることもなく、ただ気が向いたから湖面に漂う木の葉を集めるように、ここ最近の想いを記すことにした。
露国のウクライナ侵攻。
連日、ウクライナの惨状と、ゼレンスキー大統領の顔がテレビ画面に映し出される。
16日、同大統領は米連邦議会でオンライン形式の演説を行い、更なる支援強化と、ウクライナ上空に飛行禁止区域の設定を求めた。
日本でもウクライナ政府に打診され、23日、国会で行われるようだが、連日、テレビに映るその様子は、映画の一場面で主役の俳優が熱弁を振るう、そんな演出じみた印象を受ける。
コメディアン出身のパフォーマンス的人間的要素が垣間見える。
ウクライナ上空の飛行禁止区域の設定は、NATOを巻き込み、世界戦争へ繋がる恐れがあり、米国は踏み込むことができない。
だからと言って同国の惨状に手をこまねいて見ている訳にはいかないと、米国や西側諸国の同国への武器供与は道義心に基づく行動とは理解できるが、戦況は悪化の一途を辿り、両国の死傷者は増すばかりだ。
プーチンは、ゼレンスキー大統領への暗殺部隊を配備しているらしいが、米国も露国による局地的核兵器攻撃という最悪のシナリオに備え、プーチン及び側近高官への暗殺要員をすでに露国に潜伏させているのではないか。
国同士の殺し合いに比べればマフィアや暴力団など何と子供じみた犯罪組織であることか。
巷の殺人では加害者は罰せられ、戦争では大量殺人であっても戦勝国の行為は正当化され、敗戦国は物心両面で徹底的に骨抜きにされる。
世界同時のコロナ禍にあって、世界人類が同じ痛み、辛さ、苦しさを共有する時代にあって、この戦争では人間の残虐性、蛮行を徹底的に見せつけられた。
これほどに人間は愚かしく、過去の過ちに肝から学ぶことなく、原初から何ら進歩していない。
プーチンの心を占める恐れや怒り、冷酷さは、同じ人間である我々にも根差している。
これら人間の暗部、闇を、今、戦争という形で世界中に示されているのは何故。
バイデン大統領は就任後の初会見で、中国との関係を念頭に「民主主義と専制主義の闘い」と語った。
「今年は何事も二極化する」と言われている。
戦争と平和、民主主義と専制主義、富めるものと貧しきもの、奪い合うと分かち合う・・・。
地球は誰のもの
宇宙は誰のもの
この身体は誰のもの
人間ども、いい加減に目を覚ませ
地球が泣いている
地球が泣いている
地球が泣いている
世の立て直し
いよいよ地球が動き始める