朴念仁の戯言

弁膜症を経て

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

銀色のはるか途上に試練あれ 

「遠い遠い はるかな道は冬の嵐が 吹いてるが谷間の春は 花が咲いてるひとりひとり 今日もひとり銀色のはるかな道」 仕事帰りにいつもの道を走らせていると、ラジオから懐かしいメロディに乗って淡々と歌詞が流れてきた。春の歌の特集らしい。春は、旅立ち、…

耳で見て 目で聞き 鼻で 物食ふて 口で嗅がねば 神はわからず

宮本信子主演の「ミンボーの女」だったか、老婦人がスーパーで手にする食品を次々と指で押し潰すシーンがあった。 実は母がこれに近いことをやる。 その度に私は、「買いもしないのにだめだよ、握っては」と強い口調で窘める。 すると母は、「つい握りたくな…