朴念仁の戯言

弁膜症を経て

念じて一票を託す

7月10日は参議選の投票日。

今まで何度も投票所に足を運んだが、一度たりとも選挙に期待したことはない。

立候補者の空疎な街頭演説は、その時だけの犬の遠吠えと耳を塞いだ。

否、塞ぐまでもなく、大言壮語を吐き、虚言、妄言の言葉を並べ、真実を語らない輩の言葉は耳に届く前に雲散霧消した。

投票したい政党もなかった。

                                               

今回は違った。

YouTubeの街頭演説に思わず聞き入ってしまった。

胸に響いた。

神谷宗幣、吉野敏明の魂の演説に。

 

敗戦後、政治への関心を逸らさせ、大衆を思うがままに操ることを目的とした米国による日本人愚民化計画(3S政策)。

対米従属の安保条約、グローバリズム、インバウンド政策、食の問題(減反政策、食料自給率の低下、食品添加物の蔓延、種子法の廃止等)、多国籍企業の暗躍・・・。

 

物質世界に踊らされ、真の生きる目的を見失った日本人。

 

人は魂の錬磨のために生まれた。

この物質社会の虚構の世界で、五感に伴う欲を内包する不自由な肉体の衣を纏い、衣を脱ぎ捨て真実の光の世界へ移行するまで。

 

宗教団体に属さず、精神世界にまで言及する政党。

参政党。

 

財務大臣中川昭一は反米主義のため暗殺されたとの説があり、政界における怪死、事故はこの類かも知れない。

参政党はそうあっても恐れずに突き進むという。

有言実行なるか。

党員を中心としたこの新党の、議席を確保した後の取り組みを見てみたい。

世界大変容の今、ようやく投票したい政党が現れた。