朴念仁の戯言

弁膜症を経て

The Wheel of Life 1

エピグラフより。 

地球に生まれてきて、あたえられた宿題をぜんぶすませたら、もう、からだをぬぎ捨ててもいいのよ。

からだはそこから蝶が飛び立つさなぎみたいに、たましいをつつんでいる殻なの。

ときがきたら、からだをてばなしてもいいわ。

そしたら、痛さからも、怖さや心配からも自由になるの。

神さまのお家に帰っていく、とてもきれいな蝶のように、自由に・・・・・・。

                        ―がんの子どもへの手紙から