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朴念仁の戯言

弁膜症を経て

知ったかぶりの戒め

人生

知之為知之(之を知るを之を知ると為し)
不知為不知(知らざるを知らずと為す)
是知也(是知るなり)

※平成20年5月27日地元朝刊「金言名言」より。

孔子が血気盛んな弟子・子路(由)に教え、戒めた言葉。
「由よ、おまえに知るということはどういうことか教えよう。
自分の知っていることは知っているとし、まだ知らないことは知らないとはっきり区別する。
これがほんとうに知るということだ。」

大方の人間は自分の知識不足を隠し、曖昧にしてやり過ごす。
相手は理解しているものと思って話を進めた挙句、それが元で話がこじれる場合がある。
分からないことを分からないとはっきり相手に伝えること。
これにはちょっとした勇気がいる。
場合によっては自分の馬鹿さ加減を露呈することにもなるからだ。
自分の体面を保ちたいという自我、自己のせいだろう。
真の知識は、猪口才(ちょこざい)な自我を捨て、身魂一致した素直な境地に立った時に与えられる、そういうものだろう。