朴念仁の戯言

弁膜症を経て

2018-03-12から1日間の記事一覧

妹の涙 №14

私が倒れた時、妹は高校1年生だった。高校は汽車通学だったので、冬は暗いうちに家を出なければならない。3年間、自分で弁当を作って学校に通っていたと聞いた。かわいそうだった。母はがんの手術を受けた後だったので、無理ができなかった。妹はそれでも明…