朴念仁の戯言

弁膜症を経て

恩寵

今日の未明、鮮明に、思いもしない夢を見た。 懐かしい感じのする友人らしき人に連れられ、旅館のような一室に招き入れられた。 そこは一般的な畳敷きの、少し広めの部屋。 部屋には4、5歳ぐらいの男の子がいた。 男の子は私と目が合うと、直ぐ様、私の元に…

今生の学び

先日、母のリハビリの帰りに近くの道の駅に寄った。昼頃を大分過ぎていたが、弁当を買うついでに夕飯のカレーの食材も買おうと野菜館を物色していた。すると、すぐ後ろを歩いていた母が急に咳き込み始めた。母のバッグからマグボトルを取り出し、「コロナ騒…

想いは届いたか

一昨日、亡くなったOさんに会った。自転車を押したOさんが、突如、私の横に現れたのだ。Oさんは、私が出会った頃の、男盛りのふっくらとした顔立ちで、身体全体が発光しているような白い輝きを纏っていた。 「何か俺に言いたかったのか」Oさんはいつもの柔和…

不思議な出来事

彼岸に、昨年亡くなった義姉を思い出します。生前、姉と二人で度々実家に遊びに行きました。穏やかな人で、「よく来たない」と迎えてくれ、3人で楽しくお茶を飲みました。そんな義姉の世話になって旅立った父母は本当に幸せだったと思います。 一時間ほど話…

魂は生きている 

先月の小学生からの投稿「仏壇から音が 私見守って」を読み、私も同じ体験をしたことを思い出しました。 私の母がまだ元気だった頃、私が冗談で、「お母さん、天国に行ったら私に何か示してくれない?」と言いました。亡くなった人とコンタクトを取れるのだ…

人は魂そのもの 心臓停止し実感

以前に心筋梗塞のためカテーテル手術を受けている最中、心臓停止状態になりました。 心臓が止まった次の瞬間、私は素晴らしい世界にいました。辺り一面、絹綿色のまばゆい世界で、すがすがしく爽快感に満ちあふれた光の世界でした。 私は即座に「俺はここか…