朴念仁の戯言

弁膜症を経て

健康

6歳の誕生日に

昨日、職場で新たな上司と世間話をしているうちに今日が6歳の誕生日であることに気が付いた。その日の命かと、不安と覚悟の日々から解放された今日(こんにち)の安心感が、この大事な日を忘却の彼方へ追いやろうとしているのか。この日を何の感慨もなく迎え…

指し続け うつ乗り越えた

闘病つづった本が話題 先崎学 九段将棋の先崎学九段(48)は才能豊かな棋士として知られているが、2017年にうつ病を発症し、約1年間休場した。回復までの日々を赤裸々に描いた「うつ病九段」(文芸春秋)を出版、話題を呼んでいる。人気棋士はどう病気を乗り…

楽しいはずの夏

すだれ越しに風鈴の音を聞きながらスイカを頬張る。遠い思い出がよみがえる。夏が好きなのは、店先に並び始めたスイカと深紅のイチゴのかき氷が大好きだから。しかし、久々の猛暑の夏を楽しめなくなってしまった。早朝の夏祭りの準備中、突然の高熱に意識を…

三度入院の師僧 眠るような最期

私の師僧は21年前に満99歳で死去した。弟子入りした時が師僧86歳、それまで一度も医者にかかったことがないのに私は三度病院に運んだことがある。 最初は脳の4分の3が真っ白だと言われたので脳出血か。入院して一週間後、退院するまで医者はCTを撮ったのみ。…

健康の秘訣

古来、常識として健康の秘訣に、早寝早起きすること、暴飲暴食を避けることなどが挙げられています。ところで、体の健康と同様に必要なのは心の健康ではないでしょうか。 私が実行している心の健康の秘訣は「発想の転換」にあります。二つの例を挙げてみます…

安らぐことで病遠ざける

人が持つ「気」 「病は気から」という諺がある。「病気は気の持ちようによって、良くも悪くもなる」という意味で使われることが多いが、東洋医学では「病気は、気の乱れによって起こる」とされ、「気」は人それぞれが持つエネルギーのようなものを意味する。…

自律神経バランスよく

健康を左右 自分でコントロール可能健康はバランスで決まる―。一瞬の判断と処置が患者の命に関わる外科手術の経験から、順天堂大学医学部の小林弘幸教授は自律神経の重要さを実感し、研究を続けてきた。「自律神経は身体の危機管理システム。自律神経をコン…

対象は「心」と「いのち」

貝原益軒の攻めの養生これまでの養生といえば、身体に焦点を合わせたものだった。だから身体をいたわって病を未然に防ぎ天寿を全うするといった、どちらかというと消極的で「守り」の養生であった。だが、死をもって終わりではつまらないではないか。死後の…

足のマッサージが効果的

◆私の健康法 人間は誰でも年を取るもの。体は確かに年とともに衰えていくが、年を取ったら取ったで、謙虚に受け入れた方がいい。齢(よわい)を重ねることは、恥ずべきことではない。若く見られたいという気持ちは分かるが、見た目ではなく、真の健康が一番…