四月より五月は薔薇のくれなゐの明るむことも母との世界 相良 宏 わが坐るベッドを撫づる長き指告げ給ふ勿れ(なかれ)過ぎしことは 宏 相良宏は肺結核で1955(昭和30)年に30歳の若さで病没した。特効の抗生剤ができるまでの長い間、安静に療養する以外に手…
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