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朴念仁の戯言

弁膜症を経て

路上文学

いつもの朝、生キャベツをむしゃむしゃ喰いながらテレビを見ていたら「路上文学賞」の文字が画面に浮かんだ。

はじめて耳目に触れる言葉。

どうやらホームレスが書いた作品らしい。

大賞作品が決まったとか、作品名が紹介された。

作家の、星野智幸の顔が映り、何だかんだ喋っていた。

感興を覚えた。

 

路上文学賞のHPを開いた。

使命やら何やらの説明文は後回しにして、兎に角、作品が読みたかった。

今回の大賞1点、佳作5点を読んだ。

前回のも読んだ。

憑かれたように前々回、初回の作品名をクリックしたが反応せず、読むことができなかった。

 

自分の偽善面に気が付いて、反吐が出る。

明日に不安なく過ごせる立ち位置から正義の味方を気取り、弱肉強食の社会に毒づき、愛とか思いやりとか優しさとか上辺だけの甘たっるい言葉で気炎を吐く。

ちっとも分かっちゃいなかった。

己のブログの世迷言なぞ糞だ。

「事実は小説より奇なり」

想像の枠を超える事実の前に、小説は無力だ。

その辺の小説が自慰小説に、その辺の作家はセンズリ野郎に見えてきた。

願わくば路上文学の広がりによって魂抜けた作家は淘汰され、文学全般の底上げになってほしい。

 

どの作品も、読み手の思考を吸い取る力がある。

大賞の2点、印象深い。

鳥居さん(ブログ名)の今後に刺激を受けたい。