朴念仁の戯言

弁膜症を経て

社会

デジタルの阿弥陀クジ

聞こえづらい〝人の声〟 最近はテレビもデジタル化され、生活のすべてがデジタル化される時代がやってきつつあるが、ご承知のようにデジタルとは音も映像も「1」と「0」の記号の組み合わせで出来た疑似自然であり〝生(なま)〟の情報ではない。 そういっ…

「無常」から明るい旋律

宗教学者 山折 哲雄やまおり てつお 金融恐慌、通貨危機、100年に一度の大暴風…。いささか大げさな言葉が、ちまたにあふれ出している。ほとんど異口同音の波に乗って、それが聞こえてくる。けれども、どうだろう。その「金融恐慌」という名の妖怪の本質は、…

答えてもらえない悲しみ

随想「対話できる社会、そして優しさ」 人間は人々との対話の中に生きているのだとつくづく思う。今、失業者も就職活動をする若者たちも深い悲しみや絶望の中で「なぜ私たちは社会から必要とされていないのか?」と問い、その答えを待っているのではないだろ…

あの苦難あってこそ

『逆風に挑む ふくしまの技7 ものづくり脈々』大手に一矢報いる 創業からちょうど20年目の今年。東洋システム(いわき市)社長の庄司秀樹(47)は新年あいさつで県内外を飛び回りながら時々、忘れようにも忘れられないあの事件を思い出していた。 ■ ■「…も…

利益よりも教育優先

『ものづくり脈々5 逆風に挑むふくしまの技』家族は仕事の原点 「専門知識を持つ君が必要なんだ」。平成4年春、日大理工学部の男子学生を朝日ラバー(さいたま市)社長の伊藤巌は熱っぽく口説いた。今は会長となり74歳の伊藤は「社長業の三分の一は人材の…

大統領令 差し止め命じた判事

弱者に寄り添う人権派 【ロサンゼルス共同】米西部ワシントン州シアトルの連邦地裁でイスラム圏7カ国からの入国を禁じる大統領令の一時差し止めを命じ、一躍「時の人」となったジェームズ・ロバート判事(69)は、難民や障害のある子ども、黒人ら社会的弱者…

中身は〝母の愛〟

宅配扱い丁寧に 「みんなのひろば」に「心も送る宅配便 手荒な扱い残念」という投稿が掲載されていました。本当にそう思います。娘が転勤先に住んでいた時のこと。正月の餅やこしあんなどを宅配便で送りました。しかし、届かないと言うのです。宅配業者に問…

温暖化の進行、生態系直撃

『環境省予測 ガス削減の必要性示す』※平成20年5月地元朝刊より。 地球温暖化が進むと今世紀中に西日本を中心にコメの減収が深刻化、高潮被害の増加やブナ林の減少など日本の生態系や暮らしに大きな影響が出るとの予測の結果を環境省が29日、発表した。国内1…

飼い猫と野良猫のはざま

「動物病院の四季3」ヒゲ獣医師の診療日誌 私は手術助手の家内を相手に当たり散らしている。別段、家内に腹を立てているわけではない。体重5㌔もあるメス猫の避妊手術の最中なのだ。皮下脂肪は厚いところで1㌢を超え、おなかは脂肪組織で満たされている。…

今月8日に

今月の8日、天皇陛下は国民に異例の「お気持ち」を表明された。「象徴とは何か」憲法第1条に、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」とある。憲法に象徴行為を示す具体的な規定は為さ…

耳で見て 目で聞き 鼻で 物食ふて 口で嗅がねば 神はわからず

宮本信子主演の「ミンボーの女」だったか、老婦人がスーパーで手にする食品を次々と指で押し潰すシーンがあった。 実は母がこれに近いことをやる。 その度に私は、「買いもしないのにだめだよ、握っては」と強い口調で窘める。 すると母は、「つい握りたくな…

「保育園落ちた日本死ね」に想う

こういう言葉を吐かないと世論、国は動かないのか。 新聞でこの罵声の文字の羅列を見た時、発信者のヒステリックさが伝播し、胸糞悪くなった。 感情を吐き出したい事情はよく分かる。 事情は分かるが、ちょいと待てよ、と思う。 激情に任せた言葉が独り歩き…

詐欺

「なんで騙されんだべ」 今朝の母のひと言。 「なりすまし(オレオレ)詐欺」の被害に遭った男性の新聞記事を見て、口を衝いて出たのだ。 被害額は200万円。 新聞やテレビで毎日のように報道されているのに何故こうも騙されるのか、不思議でならなかった。 …