朴念仁の戯言

弁膜症を経て

コロナ禍における温もり

触れ合い 温かさに安らぐ 私たちは今、コロナ禍で、身体接触を避けるように促されている。 でも、子どもはもちろん、大人だって身体接触は大事だ。心細いときほど、温かくて柔らかい、息づくからだに触れたいと思う。人肌に触れることで、緊張は和らぎ、昂ぶ…

街の灯

母の誕生日。 ささやかに妹と昼食パーティーを催し、母を祝い、寿司をほおばり、弟から送られてきた母への菓子箱を広げ、そのお福分けにあずかり、幸せなひと時を過ごした。 その後、映画を見た。 母は、昼食後の気持ち良さからか、リクライニングチェアでう…

The Wheel of Life 2

第1章 偶然はない 両親の推測によると、わたしはまじめに教会に通う、しとやかなスイスの主婦になるはずだった。 ところが、いざ蓋をあけてみると、なんとアメリカは南西部に居を定め、この世よりははるかにすばらしく荘厳な世界の霊たちと交信する、依怙地…

骨髄移植し20年 名も知らぬ恩人

21年前、白血病の完治を目指し骨髄移植を望み、骨髄バンクに患者登録した。その後、ドナーが見つかり骨髄の提供を受け、移植し成功した。今、私があるのはあなたがいたから。もし、あなたがいなければ私はいないかもしれない。見ず知らずの私のために、自ら…