朴念仁の戯言

弁膜症を経て

人間

慈しみの心

先日、職場で不織布マスクを確保しておこうという話になり、ネットで1,000枚注文した。それに便乗して、同僚皆で私用に追加注文した。世界的需要の多さから割高ではあったが、我が身、家族を守るためであればケチ臭いことは言っていられない。 昨日、テレビ…

7歳の誕生日に

一度死んで、また生まれることができて、昨日、小学一年生になった。間もなく国内の都市部では緊急事態宣言が発令されるだろう。 最近読んだ本で合点がいった。地球生命の理想的環境は大きな痛みが伴わないと為されないことを。理想的環境の出現は今から600…

道化師

「健全そうな顔をしていても、多くの人が精神のきしみやたわみを抱えている。誰にも何らかの欠落や過剰なものがあり、どこかが狂っているというところから始めなければいけないのではないか」新刊出版に際して地元紙に掲載された作家・辺見庸氏の言葉が、昨…

「夜と霧」出版社の序

1931年の日本の満州侵略に始まる現代史の潮流を省みるとき、人間であることを恥じずにはおれないような二つの出来事の印象が強烈である。それは戦争との関連において起った事件ではあるが、戦争そのものにおいてではなく、むしろ国家の内政と国民性とにより…