朴念仁の戯言

弁膜症を経て

2018-11-13から1日間の記事一覧

重症患者と取り残されて

諦めていい命? 1989年、東京女子医科大に新設された救命救急センターは戦場のような忙しさだった。大学を出た俺は、研修医として最初の4カ月をここで過ごした。患者は途切れなく運ばれてきた。2、3日眠れずに連続勤務することが多く、休日はなかった。先輩…