朴念仁の戯言

弁膜症を経て

2018-10-04から1日間の記事一覧

餓死の島 生き延びる

その先どうなるか分からなかったけれど、うれしくて涙が出た。駆遂艦(くちくかん)で南太平洋のガダルカナル島を撤退したのは1943年2月7日の深夜。勇ましく、「隣の島までやっつけてやれ」と上陸した私たち一木支隊は、飢餓と感染症で骨と皮だけの姿に変わ…