朴念仁の戯言

弁膜症を経て

2018-04-27から1日間の記事一覧

隣席のしずかな涙

本格的に小説を書きはじめたのは22歳になるかならないかといったあたりのことだが、それ以前から、私は将来当然小説を書くのだと思い込んでいた。 はじめにそう思い込んだのは、幼児のころだ。なぜそんなことを思ったのかわからない。私は絵本が好きで、母親…